「おいしい」は、
魔法だ。— 丸山 寛子
あなたにとって「おいしい」とは何ですか?
人それぞれに「おいしい」があり、そのひとつひとつに物語があります。
誰かと笑いながら食べた記憶。静かな夜にそっと心を満たしてくれた味。大切な人と分け合った時間。そこには、喜びやときめきもあれば、少しの寂しさや切なさもあるかもしれません。
人生そのものの一部です。
これは単なる言葉ではなく、私の出発点です。
かつて私は、捨てられるはずだった果実が、ビールへと生まれ変わる瞬間を目の当たりにしました。
「廃棄物」と呼ばれていたものが、誰かの「おいしい」となり、笑顔を生んでいました。その瞬間、確信したのです。
同時に、こうも思いました。
これほど良いものが世の中にあるのに、なぜすべての人に届かないのだろう。
なぜ、本当に必要としている人に届かないのだろう。
海外で気づいたことがあります。果実は、大地からの贈り物だということ。
日本では、果実は大切に育てられ、美しく届けられます。それは生産者の努力と、ものづくりへの深い敬意から生まれたもの。一方で、世界の他の場所では、果実は人々の暮らしを支える日々の糧でもあります。
どちらが「正しい」というわけではなく、それぞれの土地に、それぞれの食の意味がある。両方に触れて、強くそう感じます。
さらに価値あるものへと変えていく — それが、魔法だと思うのです。
また、日本の発酵文化 — その中にある知恵と技術 — を、私は誇らしく感じるようになりました。けれど、その価値はまだ十分に世界に届いていません。
健康にアクセスできない人々が、まだ世界には数多くいます。
健康も、環境も、食の未来も、もっとシンプルになっていいはずです。
「我慢」だけでは、幸せにはなれない。
だから私は、この使命を引き受け、Delicious Revolution を立ち上げました。
植物性乳酸菌 — 目に見えない小さな力 — を通じて、私たちは国、文化、環境をつなぎ、誰もが続けられる健康習慣を届けます。
文化や食卓が異なる場所でも、発酵は静かに、確かに、人と人をつなげていきます。その可能性を、私はこの目で見てきました。
Fermentation taught me: we give new life to what people throw away.この想いを、次の世代へ受け継いでいきたい。
「おいしい」は魔法 —
人の体を、未来を、
そして地球まで変える力を持っています。
Delicious Revolution は、ただの食品会社ではありません。
「おいしい」という体験を通じて、人と人、文化と文化、
そして「いま」と「これから」を、もう一度つなぎ直します。
「おいしい」は、もっと自由で、もっとやさしくなれる。
食品ロスの壁、
乳製品の不耐性の壁、
健康格差の壁。
「おいしい」に、パスポートはいらない。
発酵の力で、その壁をひとつひとつ、取り払っていきます。
自分との約束を守り続けるとき、
世界は少しだけ、平和に近づきます。
代表取締役
revolution